2022年12月17日(土)北区鈴蘭台西町にある兵庫県指定重要有形文化財の『内田家住宅』で、保存活動奉仕をしている老人クラブ西小部睦会の木戸忠臣会長に結成50周年記念事業として金一封を贈りました。

内田家住宅は今から約270年前(江戸時代中期頃)に建てられた茅葺民家です。西小部村で代々庄屋を務めた家柄で、大きな改造もなく土間には5連のカマドや2部屋合わせて18畳の座敷が設けられています。毎週の清掃活動や年数回のカマドに火を熾して、茅葺屋根の防虫を行っている睦会の地道な活動に支援しました。また、地域の小学生も茅葺民家で郊外学習をしています。年内の公開最終日は、一般参加の大掃除、障子の張り替え、しめ縄飾り作りで、睦会と神戸市文化スポーツ局文化財課の方々にお集まり頂き、贈呈式を行いました。